arbouse recordings
arbou036
CD
1,880円+税
Sylvain ChauveauとともにArcaとしても活動するフランスのアーティストJoan Cambonの2ndソロ・アルバム。アントニオ・ヴィヴァルディの『四季』のデコンストラクション作品で、『四季』のサンプリングの他、日本人ダンサー/振付師の伊藤郁女(イトウカオリ)による朗読、日本のラジオのサンプリングを用いて構築されています。元々は伊藤郁女のためにAurélien Boryが振付けしたソロ・ダンス作品『Plexus』のためのスコアとして作られました。ストリングスとエレクトロニクスを中心に組み立てられた切迫感と緊張感のあるサウンドスケープは、たとえばMax Richterの『Infra』のように(彼もまたかつて『四季』の再作曲作品をリリースしていました)、内面の隠された感情を暴くような、胸を締め付ける美しい作品です。